バリ島の小さな田舎の村でかぎ針編みの職人さんと出逢い、作品をつくり始めたのは2003年のことでした。のんびりとした時間が流れる村で、ひと針ひと針編まれるバッグや帽子、優しさや緩やかさも一緒に編みこまれるようで、バリはモノ作りをするのにとても適したところだと思いました。
人と一本の糸とかぎ針だけで作り出される作品に魅力と尊敬を感じます。
機械に頼らないモノづくりのに中にある、モダンでありながら穏やかな表情をもつ、そんな製品をお届けします。
バリ島の職人さんとの出会いはモノづくりの可能性を広げてくれました。
そして手先の器用なシルバー職人さんとの出会いは、シルバーで大好きなかぎ針編みのモティーフを作ることに挑戦させてくれました。
まるでシルバーを編んだような仕上がりに感激し、そこから kunci らしいジュエリー"飾らないように飾る" そんなジュエリー制作が始まりました。
それはアクセサリーを身に着けることがなかった私が、身に着ける喜びと楽しさを知る、そんなきっかけになりました。
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